CBDに依存性はある!?大麻との違いを解説!

治療の一環として使われているとされるCBDオイルは安全に使えるものなのか、どんな特徴を持っているのか、違法なのか合法なのか、どんな人におすすめなのかなど、気になる疑問点をひとつずつ解説していきます。

そもそもCBDオイルとは?

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予備知識がないと不安に思う方も多いですが、CBDオイルは安全に使える合法成分のひとつです。

ヘンプ、いわゆる麻の樹脂の中に存在している「カンナビジオール」の一種で、触るとベタベタしています。

もっともCBDオイルが集中しているのは麻の花穂の部分です。

トリコームと呼ばれる部分で、ここには医療に使われる油性化合物がたくさん含まれています。

麻が強い紫外線や厳しい暑さから守られて育つのは、このトリコームのおかげであり、さらに殺虫作用や抗菌作用などももたらします。

このトリコームにある油性樹脂が人間の体にプラスの作用をもたらすことが分かりました。それがCBDオイルです。

CBDオイルの抽出方法とは

CBDオイルを取り入れる前に、どのようにしてCBDオイルが作られるのか把握することは安心材料のひとつになるはずです。

〇業務用として使われるならCO2

CBDオイルを業務用として使うのであればCO2の働きを利用して抽出する方法があり、他の方法に比べると安全な抽出方法と言えます。

CO2は温度によって変化する特徴を持ち、通常の温度であれば気体ですが、気圧を高くすると温度が高くなり、CO2は液体状に変化します。

この働きを利用して、CBDオイルも抽出できます。

〇医療用として使われるならエタノール

医療用としてエタノールを利用してCBDオイルを抽出するやり方は古い時代から用いられてきmさいた。

当時エタノールで抽出したCBDオイルを神経痛や筋痙攣、そのほか精神的なうつ病の治療に使うことをアメリカ薬局が推奨していました。

時代の流れとともに大麻の使用が禁止される法律が制定されることになりますが。

それまでアメリカでは一般的な治療法と同じように使われていたのです。

現在は品質のいいCBDオイルを作るためにエチルアルコールが使われるのが一般的となりました。

〇炭化水素を用いる方法もある

炭化水素を使ってCBDオイルを抽出するやり方は、ほかの抽出方法と比べてプラス面、マイナス面の両方を持ちます。

プラス面は、効率よく分離できることから医療用に用いることができます。

マイナス面は、炭化水素の特徴です。

炭化水素は可燃性のある物質なので、炭化水素がしっかり除去されずCBDオイルに残ってしまうと、体に悪影響を及ぼす危険性があります。

合法?それとも違法?

麻から抽出されたと聞くと合法なのか違法なのか気になるところですが、CBDオイルはWHO世界保健機構が認定しており、安全性や有効性が保障されています。

そのため治療の一環として使うことが認められています。

海外ではOKでも日本ではNGなのでは?と心配になりますが、日本ではCBDオイルが種子もしくは茎由来でしたら違法になることはありませんのでご安心ください。

ただし、現在進行形で病院に通い、薬を処方されている場合は必ず医師へ相談する必要があります。

普段服用している薬に影響を与える可能性があるためです。自己判断でCBDオイルを取り入れるのは避けましょう。

CBDオイルの違法性について解説した記事は以下をご覧ください↓↓↓

CBDオイルは違法?合法?徹底的に解説いたします!

安全にCBDオイルを取り入れるために知っておきたい大切なこと

1日に可能な摂取量

体にいいものでも摂り入れる量が少なすぎたり多すぎると効果がまったく感じられないか、もしくはマイナスに作用する可能性があるので注意が必要です。

CBDオイルの1日の摂取量として可能なのは大人が1日2回、1回あたり0.25~0.50mg/kgです。

医療用と処方される場合はこの量からスタートして、状況を見ながら1日1回や1日3回のように開封を変えていきます。

小児の場合も同様に1日2回が理想で、1回あたり0.25mg/kgが基準となります。状況を見ながら回数を増やします。

人間のみならずペットの医療用として用いることもありまして、こちらも1日2回が基本となり、低用量の場合は1回あたり0.1mg/kg、中用量なら1回あたり0.3mg/kg、高用量の場合は1回あたり0.5~1.0mg/kgが基準になります。

CBDオイルの使用目的をはっきりさせる

CBDオイルを使用した際に、体にでる反応は人それぞれ個人差があることが分かっています。

基準となる量を同じように使ってもその人によって効果に違いを感じることは珍しくありません。

そのため、何を目的にCBDオイルを取り入れるのかハッキリさせることが大切です。

例えば、健康のために摂り入れるのか、患っている症状を軽減させるためなのか、寝つきをよくするために摂り入れたいのかなど、自分だけの目的を明確にします。

これは、結果的にCBDオイルの効果を十分に引き出すために必要なことです。

CBDオイルの摂取量が多ければ多いほど成分による作用は大きくなりますので、昼間リラックスするために摂り入れた場合る場合は量を少なめにした方がいいでしょう。

量が多ければリラックス作用が強すぎて集中力が散漫になってしまうかもしれません。

CBDオイルの使用方法について解説した記事は以下をご覧ください↓↓↓

CBDリキッドの電子タバコおすすめ5選!

CBDに依存性はあるのか?大麻との違いを解説

CBDオイルは大麻成分から成り立っていると分かると、依存したらどうしようという心配事もでてきます。

いくら体や精神的にいいものだとしても依存性が高ければ、CBDオイルがなくてはならないアイテムとなり危険だと考えてしまうのも珍しくありません。

CBDオイルは睡眠の質を改善させたり緊張や高血圧の緩和のほかにも、抗炎症作用や鎮痛作用などのために摂り入れることができます。

CBDが天然成分と言っても大麻から抽出しているので、症状の改善のために摂り入れたのにCBDオイル依存になったのでは元も子もありません。

CBDオイルは大麻を麻薬として使うのと同様な中毒性は認められていないのでご安心ください。

THCを含んでいるCBDオイルは絶対に避けるべき

CBDオイルは1日あたり1500mgという驚きの量を摂り入れたとしても、人間の体にマイナスの影響を与えることがないことが証明されています。

一見すると量が多すぎて驚きますが、体温や心拍数などの変化は見られませんでした。

しかし注意が必要なのは、CBDオイルの作り方です。

基本的にCBDオイルに中毒性はないので安心してもいいのですが、マリファナ由来で作られたCBDオイルはTHCが含まれている可能性が否めません。

THCとは大麻成分なので、CBDオイルを安全に摂り入れるために品質検査証を表示している製品の購入をおすすめいたします、

CBDオイルに含まれるTHCレベル

アメリカでは安全なCBDオイルに含まれるTHCのレベルを0.3%以内に定めています。

ところが、アメリカは場所によってマリファナが違法ではないところもあるので、CBDオイルによって0.3%より多くのTHCが入っている可能性が捨てきれません。

もしもTHCを過剰に摂取すると、マリファナを使ったときと似たような症状が起こる可能性があります。

CBDオイルを購入する場合は、そのCBDオイルがどのように作られたものなのか、どのような成分が含まれているのか予めしっかり確認しておきましょう。

まとめ

CBDオイルそのものは安全で安心に使用できるので、必要以上に神経質になることはありません。

ただし、信頼度の低いCBDオイルは安全性が認められない場合もあります。

これからCBDオイルを摂り入れたいと考えているのであれば、THCがフリーで品質の高いCBDオイルを選びましょう。

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